メールやLINEの返信をくれない彼の生活風景
タロット占い師・恋愛カウンセラーのひまわり愛実です。
A男の一日
昨日の疲れを引きずりながら、
A男は目を覚まします。
スマホには、
さっそく仕事の案件メールが山ほど。
少々うんざりしながら、
朝の支度を始めます。
満員電車に揺られ、会社に出勤。
こなしてもこなしても
終わらない仕事に加え、
話の通じない上司や、
なかなか仕事を覚えてくれない部下に挟まれ、
精神的、肉体的に疲労困憊。
平静を保つのが精一杯です。
ようやく一日の区切りをつけ、
会社を出たのが夜の10時。
混雑のピークは過ぎているとはいえ、
座れない電車に揺られて帰宅します。
簡単にシャワーを浴び、
A男にようやく自由が訪れました。
缶ビールのプルトップを開けた時の、
プシュッという音が解放の合図です。
「疲れたー、やっと一人の時間だ」
ようやく緊張が解けていきます。
録画しておいたテレビが観たい。
ネットニュースも気になるし、
友達の近況もFacebookで知りたい気分。
そこへ親から電話が掛かってきて、
一人時間は中断。
心配やら、愚痴やら、
今じゃなくてもいいだろというような話をしています。
申し訳ないけど、
右から左へ聞き流し・・・。
電話を切り、
やりたかったことに再び意識を向け直します。
一人の世界は、
ストレスなど無縁です。
この時間がないと気が狂う…
そんなことすら感じます。
ああ、もう0時。
一日なんてあっという間。
あ、そういえば、
彼女からメールが届いていたんだっけ。
まずい、もらったのは一昨日だった。
返信しないと心配してるよな。
申し訳ない・・・
でも、次の休みは寝ていたいんだよな。
疲れが溜まり過ぎ・・・
来週でもいい?って言ってみようかな。
怒るだろうなぁ・・・
どうしよう・・・
えっと、彼女のメールはどこだ・・・
彼女のメール・・・メール・・・zzz
こうしてA男は夢の世界に落ちていきます。
当たり前ですが、すべての男性がこの通りではありません。
でも、仕事中心に過ごしている男性が、
プライベートの時間をあまり持てないことは
共通しているのではないでしょうか。
彼は少しだけ確保できた自分の時間を、
一人で過ごすことでストレスを解消します。
あなたに返信をしないのは、
わざと無視しているわけではないんです。
もちろん、メールまめの男性もいるので、
この限りではありません。
でも、「彼からの返信がない」という
ご相談がたくさん寄せられるということは、
こういった傾向を持つ男性が多いということですよね。
つい、返信をくれないことに
不安や不満を持ってしまいますが、
彼の一日を想像してみることで、
「まあ、仕方無いか」
と、ゆとりのある心で
彼を待つことが出来るのではないでしょうか。
もちろん、ひたすら我慢をしろというわけではありません。
「あまりにも返信がないと、
何か変なことをいってしまったのか不安になるから、
返信をもらえると嬉しいな」
と、あなたの希望と気持ちを
伝えておく事は大切です。
あなたの気持ちを伝えるという事は、
「あなたがあなたのことを大切にする」
ということですからね。
一度、そうして伝えておけば、
あなたを愛する彼はちゃんと考慮してくれます。
うんともすんとも言ってこない彼だったとして、
状況やあなたへの気持ちが全くわからない
という場合はご相談ください。
何か特別な理由があるのかもしれません。
もしくは、
単にいっぱいいっぱいなのかもしれません。
心配しているだけでは、
心配しなければならないことを
更に引き寄せてしまいますからね。
そうなる前に、不安解消のための対処しておきましょう。