インナーチャイルドを癒す方法・実践
タロット占い師・恋愛カウンセラーのひまわり愛実です。
あなたの幸せを祈っています.。.:*♡
一つ前の記事で⇓
『インナーチャイルドの癒し方を書きます』と告知したので、
さっそく書いてみようと思います。
今回は私のインナーチャイルドに登場してもらい、
実践をお見せします。
ちょっと長いです。
というか、インチャイを本格的に癒そうとしたら、
このくらい長くなると思っていてください。
インナーチャイルドを癒す・実践
今、私の目の前に、
仏頂面をしたインチャイがいます。
その子の名前は「ひま子」です。
さっきまで泣いていたはずなのですが、
私がなかなか相手をしないものだから、
怒ってしまったようです。
その「ひま子」に声を掛けてみようと思います。
私「おまたせ~」
ひま子「・・・」
私「何、黙ってんのさ」
ひま子「はぁ?」
私「はぁ?じゃなくて。怒ってんの?」
ひま子「そうよ」
私「なんで?」
ひま子「あんたまで私を放っておくから」
私「あんたまで…って、他にも放っておいてる人がいるの?」
ひま子「別に。放っておかれてなんていないし」
私「ふーん、やっぱ放っておかれてるんだ」
ひま子「放っておかれてなんかいないし。あんまし構ってもらってもいないけど」
私「ほら、放っておかれてるんじゃん」
ひま子「だから、放っておかれてなんかいないよ。でも、私が思ってるようには構ってもらってないだけだよ」
私「ああ、なるほどね。もっと構ってほしいけど、満足するほどには構ってもらってないんだ」
ひま子「そうよ。なんか文句ある?」
私「突っかかるなぁ^^; 文句はないよ。文句があるのはあなたでしょ?言ってみ、ここで」
ひま子「言ったところでどうにもならないし」
私「頑なだなぁ。素直じゃないね」
ひま子「どうせ素直じゃないよ」
私「あなたはもうずっと長いこと、自分の言いたいこと抑え込んできてるからね。素直になれないのもわかるよ」
ひま子「簡単にわかるって言うな」
私「はいはい、でも、わかるんだからしょうがないじゃん。言ってみ、聞いてあげるから」
ひま子「………あのね、だってね、彼の都合は全部わかってるからさ」
私「うんうん、あなたは彼の性格もわかりきってるからね」
ひま子「だから、寂しくたって寂しいって言えないんだよ。彼は彼の人生を生きてるから、彼と付き合い続けるには、私が合わせなくちゃいけないんだ」
私「そかそか」
ひま子「寂しいって全く言わなかったわけじゃないんだよ? 過去にはそれらしいことを言ったことがある。でも、変わらなかった。」
私「他人のことは変えられないからね」
ひま子「だから、寂しくても我慢するしかないの」
私「うんうん、でもさぁ、私に対しても我慢することないんじゃないの? 自分の殻に閉じこもらないでよ。」
ひま子「あんたに言ったところで、何も変わらない」
私「そうかなぁ、試しに言ってみ? 私は何でも受けとめてあげるよ」
ひま子「…………」
私「ほら、言いたいことを言う習慣がついてないから、喉にいつも違和感感じてるでしょ」
ひま子「ずっと、喉に引っかかってるものがある」
私「でしょ?言いたいこと言うと、それもなくなるよ」
ひま子「……あのね」
私「うん」
ひま子「もっとそばにいてほしいの。もっと話を聞いて欲しい。もっと私を愛して欲しい。もっとぎゅってしてて欲しい。もっと私に関心を持って欲しい。もっといろんなところに連れて行って欲しい。私を一人にしないで欲しい。私のことをもっと見てほしい。大丈夫?って心配して欲しい。ずっと一緒にいようねって言って欲しい。私の寂しさをわかってほしい。ひまちゃんは寂しがりだよねってホントの私をわかってほしい。強がっていることを見抜いて欲しい。一緒にいろんな所に行こうねって言って欲しい。一人ぼっちにしないで欲しい。いつも一緒にいなくていいけど、心はいつも一緒にいて欲しい。心の距離を感じさせないで欲しい。」
私「うんうん。ひま子もいつも一緒にいたいとは思ってないんだよね。でも、大切に思っていて欲しくて、それをわかるように表現してもらいたいんだよね」
ひま子「彼はいつも違う方向を見てる気がするから…。私とは関係のない世界に住んでいる気がして、一緒にいるのに寂しくなっちゃうんだ」
私「彼は恥ずかしがりだから、あなたに対して愛情表現出来ないだけなんだけどね」
ひま子「うん、恥ずかしがりなのも知ってる。愛情表現しなくてもいいけど、その上で他の子のことを褒めるのは聞いててしんどいよ。他の子のことは本人に向かって褒めてよって言いたい。私じゃなくて」
私「そうだよね。それに、あなたのことはちっとも褒めないからね」
ひま子「ちっともってことはないよ」
私「あ、そか。たまに褒めることもあったか」
ひま子「うん、時々褒める」
私「でも、似た者同士だと思うよ。あなたも彼のこと、そんなに褒めないじゃん」
ひま子「あ、そうかも。何かしてもらった時は凄いねって言えるけど、わざわざ何かを思い出して褒めることはないよね」
私「でしょ~? 出したものしか返ってこないんだから、褒めてもらいたかったら彼を先に褒めなきゃ」
ひま子「そか」
私「そだよ」
ひま子「あ、あとね、会わない時に全く私のことを思い出さないわけじゃないみたい」
私「この前も~~してる時に思い出すって言ってたね」
ひま子「うん。だけど、彼の用事優先なんだよ。ずっと待ってるのに」
私「彼らしいっちゃ彼らしいけどね」
ひま子「そうなんだよ。それが彼なんだよね。だから、愛情表現してもらいたかったり、もう少しそばにいてもらいたいと思ったら、違う人と付き合わないとダメなの。彼は根本的にそういう人じゃないから」
私「そうだよね。あなたが恋愛で何を求めるのか、だよね」
ひま子「うん、私にべったりしてくれる人は他にいると思うんだ。そういう恋愛を望むのなら、彼じゃない人と付き合えばいいの。でも、私のココロはそれを望んでないんだよね。何度考えても、彼じゃない人ととじゃ、理想の付き合いであっても考えられない。」
私「それでいいの? 今までもそう思いつつも、他の人と付き合い始めたら前の人をすっかり忘れちゃったりしてたよ?」
ひま子「うん、彼がいい。今のところは」
私「今のところは、ね^^ それくらいでいた方が良いかもね」
ひま子「彼はわかりやすい愛情表現はしてくれないけど、行動の一つ一つを考えてみると、愛情がなかったらしてくれないことばかりだと思うし。けっこう労力使ってくれてると思うんだよ」
私「そか。でもさぁ、無理やりそう思い込もうとしてない? あなたは情熱的に愛してくれる人が好みなんじゃないの?」
ひま子「そうだよ、ラテン系みたいに情熱的に愛してくれる人が好み。でも、それだけじゃダメなの。尊敬できる部分がないと」
私「彼のことは尊敬できるの?」
ひま子「出来るよ。彼って誰に対しても思いやり深いし、誰かの役に立てることが嬉しいみたいだし、親身になっていろいろと向き合うし、仕事や勉強にも向上心が半端ないし、頭の回転はいいし、記憶力抜群だし、時々お母さんみたいに世話してくれるし(笑)」
私「お父さんって感じじゃないんだよね。お母さん(笑)」
ひま子「そう、母性が強いなぁってよく感じる(笑)」
私「なのに、自由人なんだよね」
ひま子「そう。自由人」
私「でも、あなたもかなりの自由人だよ。環境的に自由にしきれなくてストレス溜めてるけど、若い頃は時間にも環境にも縛られずに、自由にしてたじゃん」
ひま子「うん、私も自由人。だから、彼が自由にしていたいって気持ちがわかるんだよ。だから、縛りたくないの」
私「彼の今の行動が羨ましいのもあるのかもね」
ひま子「そうかもしれない。私も好きな時に好きなところへ飛び回りたい。昔みたいに。」
私「だよね。だから、寂しいとか辛いのは彼のせいじゃないかもしれないよ」
ひま子「そうかも。自分を押さえつけて我慢させてるから、その我慢と彼とのことがごっちゃになってるのかもしれない」
私「あなたも好きなようにしていいんだよ。あなたを縛っていると思っているものは、実際には縛ってないかもしれないよ」
ひま子「そうかな」
私「うん、試しに一人でいろいろ動いてみ。だって普段、たくさん周りの面倒見てるんだから。そこからちょっとくらい離れたって、平気だと思うけどなぁ」
ひま子「寂しがらないかな」
私「わかんないけどね。寂しがったとしても、それはその人の問題だから、あなたがその人の犠牲になることはないんだよ」
ひま子「課題の分離ってやつ? アドラー心理学の。」
私「その通り!その人の寂しさはその人の責任だから、あなたがその責任を追う必要はないわけ」
ひま子「そか、なんだか冷たい気がするけど」
私「冷たくないよ。その人が乗り越える問題だから、それをあなたが取り上げちゃいけないの。その人はその問題を乗り越えることで、強く成長できるからね」
ひま子「そか、その人の成長の機会を奪っちゃいけないってことだね」
私「そういうこと。あ、彼もあなたが成長する機会を与えてくれているってことなんじゃない? 彼は無意識だろうけど」
ひま子「そうかも。成長させてくれるって愛だよね」
私「うんうん、ラブラブしてるだけが愛じゃないからね。あなた、愛されてるじゃん」
ひま子「うーん、欲しい愛とはちょっと違うんだけど」
私「でも、これまで付き合ってきた人はラブラブした愛をくれてたけど、あなたはそれで満足しなかったじゃない」
ひま子「そうなんだよね。自分のひねくれた性格に嫌気がさすわ」
私「そそ、あんたはひねくれてるから、自分の性格に翻弄されるところがあるよね。仕方ないよ、諦めなさい」
ひま子「あ~~~~、もっと素直に生きたいなぁ」
私「素直に生きればいいじゃん。でも、他人はコントロール出来ないからね」
ひま子「わかってるっつーに」
私「自分のことに関しては、素直に自由にしていいんだからね」
ひま子「わかってるけど、出来ない」
私「なんでさー。出来ないっていうのは、したくないと同義語だって知ってんでしょ?」
ひま子「知ってる」
私「「じゃあ、やりなさい。自由に。あなたは自由人なんだから、自由に飛び回りなさい」
ひま子「わかった。自由にする」
私「うんうん、それでこそ、ひま子だ」
ひま子「でも、まだすっきりしない」
私「だろうね。溜まってるものがいっぱいあるもんね」
ひま子「また、聞いてくれる?」
私「いつでもどうぞ。私はいつでもここにいるよ」
ひま子「でもさっき、なかなか相手にしてくれなかったじゃん」
私「ごめんごめん、悪かったよ」
ひま子「うそだよ、あなたが忙しくがんばってるの、私も見てるから」
私「ありがとうね。ひま子、あなたのこと大好きだよ。この世で一番」
ひま子「ありがとう(´;ω;`)ウッ…」
私「最近、ぜんぜん泣いてなかったね。思い切り泣いてしまえ~~」
ひま子「うわ~~ん(TдT)」
ってな感じです。^^
ひま子はまだ、すっきりしきっていないので、
近いうちにまた、
相手をしてやる必要がありそうです。
あなたのインナーチャイルドも、
こうしてあなたに
気づいて欲しい、
話を聞いて欲しいと思っていますよ♪
名前をつけて、
時々会話してあげてください。
インナーチャイルドが癒されることで、
あなた自身が癒されていきます。(*˘︶˘*).。.:*♡