感情を感じきる・小説風解説
タロット占い師・恋愛カウンセラーのひまわり愛実です。
感情を感じきるとは
感情を感じきるとはどういったことか、
よくわからない方もいらっしゃると思うので、
今回は小説風にして解説してみます。
感情は感じきると消えていく。
ある時、嫉妬の感情が湧いてきた。
胸の真ん中で熱い物体が生じたと思うな否や、
ぐわっと膨れて後頭部に這い上がってきた。
私はそれを咄嗟に抑え込もうとした。
「嫌なものなど感じたくない」
無意識だった。
いつもと違っていたのは、
すぐにある事に気づいたことだ。
私は湧いて来たものを止めようとしている。
「感じきる」とは正反対の行為だ。
私は、ストップさせられて
抵抗している物体をなすがままにしてみた。
物体は、上半身から頭全体を一気に黒い幕で覆う。
そのまま目を閉じ、数分。
物体が体の外側に広がりを見せた後、
薄まっていくのを感じた。
さらに数分後。
物体は面影を残しつつも、
苦しみを与えない程度に消えていった。
これが感情を感じきるということか。
私は解放感と共にそう思った。
昇華していない妬みの感情がまだあるはずだ。
私は見ないように避けてきたものを
わざと目の前に晒してみた。
嫉妬の感情が湧いてこない。
受け入れようとさえしている自分に驚いた。
いい気分でいるために、
心に溜め込んでいるものを吐き出す。
紙に書くとか
携帯のメモに打ち込むといった方法もあるが、
これは道具を必要とせず、数分で楽になる。
とにかく、湧いて来たものをそのまま成長させる。
物体の生まれた時が
直径5センチくらいの球体だったとしたら、
そのまま1メートルくらいを目掛けて大きくしてしまう。
勝手に膨らんでいくので、
「成るようになれ」と、じっとしていればいい。
絶対に堪えない。
我慢しない。
1メートル以上になった頃には熱さは峠を越し、
球体も半透明になっている。
怒り、悲しみ、孤独感。
すべてに使える。
その後は波動が軽くなる。
いかがでしょうか。
感情を感じきるとはどういったことなのか、
何となくでも掴んでいただけたら嬉しいです。
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